同じ症状でも、原因や身体の状態は一人ひとり異なります。
当院では表面的な不調だけでなく、その原因まで丁寧に確認したうえで施術を行います。
こちらでは代表的な症状ごとの考え方と施術内容をご紹介します。

頭痛には、緊張型頭痛と片頭痛の二種類があります。
緊張型頭痛は、筋肉が硬くなり、頭部への血行が悪くなる事によって起こります。
頭の重さは、誰でも6kgくらいあります。これは、ボーリングの球くらいの重さです。
頭が体より前に出る、いわゆる猫背の状態が続くと、頭を支える首や肩の筋肉が硬くなり、痛みを頭や目の奥に飛ばしてしまいます。
片頭痛は、ストレスによるホルモンバランスの変化によって起こります。
頭部の血管が膨張して、周りの組織を圧迫する事で、ズキンズキンと脈打つような痛みが出てしまいます。
顎が痛くて口が開けづらくなったり、口を開けた時に、顎の関節から「コリッ」という音が鳴ります。
慢性的な首や肩の筋肉のコリや、精神的ストレスによる睡眠中の歯ぎしりで、顎の筋肉が硬くなる事によって起こります。
表情を作る顔の筋肉も一緒に緊張させるので、顔のゆがみの原因にもなります。
原因としては二つ考えられます。
一つは、こめかみや首の筋肉が硬くなって、症状を三半規管に飛ばすケース。
もう一つは、長時間のデスクワークなどで姿勢が悪くなり、首の後ろを通っている血管を圧迫して、脳内への血流が悪くなって起きるケースです。
めまい・耳鳴りは、難聴を伴う事があります。
食事をする時に、左右どちらかの歯だけで噛んだり、頬杖をつく癖があると、顎や顔の筋肉のバランスが崩れて、顎の関節を一方に引っ張ってしまいます。
これによって、顔が曲がったように見えます。
顎に不具合があると、全身のゆがみの原因にもなりますし、顎関節症や頭痛・肩こり原因にもなります。
首や肩の筋肉が疲労で硬くなったり、精神的なストレスによって、寝ている間も緊張状態が続く事が原因です。
また、使用している枕が合わなくて、うまく寝返りが出来ずに、首や肩の筋肉に負担がかかる事によっても起こります。
デスクワークをしていると、画面に集中してどうしても頭部が肩よりも前に出てしまいます。
いわゆる猫背と呼ばれる状態です。
頭の重さは誰でも6kgくらいあるので、長時間そのような体勢を続けると、首や肩に負担がかかり、筋肉が硬くなってしまいます。
そうすると血流が悪くなるので、血管内に疲労物質の乳酸がたまって、コリや痛みを発生させてしまうのです。
なで肩の人や、肩幅が狭くて筋力が弱い女性に出やすい症状です。
手の痛みは、指を動かす筋肉が集中する前腕に負担が掛かって、症状を手首や指に飛ばす事で起こります。
パソコン作業や育児など、指を動かす事が多い人に出やすい症状です。
手のしびれは、鎖骨と一番上の肋骨の間を通って腕に伸びている血管や神経が、猫背や過度な運動などで、その周辺の筋肉が硬くなり、圧迫される事で起こります。
なで肩の人や、肩幅が狭くて筋力が弱い女性、腕を上げた状態で仕事をする事が多い人に出やすい症状です。
腕が痛くて上がらない、またはある角度にすると激痛が走るなど、主に中高年の方が発症します。
痛みの原因は肩の関節の炎症で、夜間や寒い時に痛みが強くなります。
その痛みによって、首や肩の筋肉が緊張して硬くなり、筋肉が原因の二次的な痛みを発生させてしまいます。
痛みは一年くらいで自然に消失しますが、再発するリスクが高くなりますし、肩関節の可動域が狭くなってしまいます。
腰に激痛が起こり、歩行も困難になります。海外では「魔女の一撃」と言われて恐れられています。
痛みの原因は二つあります。
一つ目は神経です。
背中を丸めた猫背の姿勢を長時間続けていると、背骨と背骨をつないでいる椎間板に負担が掛かります。
そうすると、椎間板の真ん中にある髄核と言う組織が、後ろに押しやられて神経を刺激して痛みが発生させてします。
二つ目は筋肉です。
神経の痛みによって、骨盤周辺の筋肉が緊張して硬くなり、筋肉が原因の痛みを発生させてしまいます。
この二つが合わさり、激痛となるのです。悪化すると、脚にしびれが出る事もあります。
ギックリ腰は、一度発症すると再発するリスクが高くなるので注意が必要です。
背中の筋肉は、背骨を支えるため、常に負担がかかっている状態です。
それに加えて、背中を丸めた猫背の姿勢、または反らし過ぎの反り腰の姿勢が続くと、背骨周辺の筋肉が硬くなり血行が悪くなります。
すると、血液中に疲労物質の乳酸がたまり、背中にコリや痛みを発生させます。
背骨の歪みの原因にもなります。
背中が『ムズムズする』『ぞわぞわする』『虫が這うような違和感』などの、言葉ではうまく説明できない不快感で、じっとしているのが辛くなります。
夜やリラックスしている時に起こることが多く、睡眠の妨げになってしまいます。
長時間のデスクワークや運動不足で、背骨を支えている筋肉や肩甲骨周辺の筋肉に負担がかかり、硬くなってしまうのが原因です。
血行が悪くなり、自律神経も乱れてしまいます。
坐骨神経は、人体の中で一番太い神経で、背中から骨盤の間を通ってふととも、ふくらはぎ、足先へと伸びています。
骨盤周辺の筋肉が硬くなり、神経を圧迫して痛みやしびれ、重だるさなどの症状が出ます。
悪化するにしたがって、症状がお尻から足先へと伸びていく傾向があります。
原因は大きく二つに分けられます。
一つ目は筋肉です。
膝につながっている、太ももや腰の筋肉が硬くなり、血行が悪くなります。
すると、血液中に疲労物質の乳酸がたまり、膝に痛みを飛ばしてしまいます。
二つ目は、関節です。
膝の関節の軟骨が、磨り減ったり変形したりする事によって、膝の関節同士が擦れて痛みを出してしまいます。
両方が併合している場合もあります。
夜寝ている時や、無理な体勢をした時などに起こりやすいです。
ふくらはぎの筋肉は、重力に引っ張られて足の方に下がった血液を、心臓までくみ上げるポンプの役割をしています。
そのため負担が掛かりやすく、筋肉が疲労して血行が悪くなり、痙攣を起こしてしまいます。
寒さや、ミネラル不足が原因で起こる場合もあります。
立ちっ放しや、座りっ放しのお仕事をしている方に出やすい症状です。
血液は、重力に引っ張られて足の方に下がっていきます。
本来であれば、足の筋肉がポンプの役割をして、血液を心臓へとくみ上げるのですが、長時間同じ姿勢でいると、足や腰の筋肉が硬くなり、血行が悪くなるので、血液が足に溜まってむくみを発生させてしまいます。
末端への血流が滞るので、足先が冷えてしまいます。
両足をピタッとくっつけて真っすぐに立った時、膝の間に指の太さ一本分以上の隙間がある状態がO脚です。
O脚には、骨自体が変形して矯正が出来ない「構造的O脚」と、筋肉の歪みが原因で矯正が可能な「姿勢的O脚」の二種類があります。
姿勢的O脚は、真っ直ぐ立った時に、膝のお皿が内側を向いている、いわゆる「内股」の状態を示します。
見た目の悪さもそうですが、股関節が内側にねじれているために、骨盤の筋肉に負担が掛かるので、内臓への血流が悪くなり、便秘や婦人科系の病気になりやすくなります。
膝の関節にも負担がかかるので、将来、変形性の膝関節症にかかるリスクも高くなります。
骨盤は、一つの骨ではなく、関節によっていくつかの骨が組み合わさって出来ています。
骨盤の歪みは、猫背や脚を組むなどの生活習慣によって、骨盤を支えている筋肉が硬くなり、関節のバランスが崩れることで発生します。
骨盤は、身体を支える土台なので、ここに歪みがあると、全身に影響が出ます。
また、内臓は骨盤の中に収納されているので、お尻周りの筋肉が硬くなると、内臓の働きが悪くなり、便秘や婦人科系の病気になりやすくなります。
妊娠中は、徐々にお腹がせり出してくるので、重心が身体の前方へ移動していきます。
そうすると、お身体のバランスを取るために腰が反ってしまい、腰や骨盤周りの筋肉に負担が掛かるので、腰痛や坐骨神経痛、脚の付け根の痛みなどが出やすくなってしまいます。
出産の時に開いた骨盤は、ホルモンの働きによって、ある程度は自然に閉じていきます。
しかし、完全に元に戻る事は難しく、骨盤が開いた状態で固まってしまったり、骨盤を支えている筋肉のバランスが崩れて、歪みが発生したりします。
また、育児中は抱っこや授乳、オムツの交換など、お身体を酷使する作業が多いので、腱鞘炎や肩こり、腰痛などが出やすくなります。